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電線とは [一般的な種類と性質]


■ 電線とは


電気を通す線「電線」。電気設備技術基準によれば、「強電流電気の伝送に使用する電気導体、絶縁物で被覆した電気導体又は絶縁物で被覆した上を保護被覆で保護した電気導体」という感じに定義されてます。

正式には「電気伝導体」とよばれるべきですが、なんであれ絶縁体に保護されて電気を通す線は、ほぼ全て電線ということになります。

上記のうち「強電流電気の伝送に使用する電気導体」のことは「裸導体」といって、空中高く走る高圧線などのことをいいます。IV電線など被覆のみに覆われている「絶縁電線」や、家庭用電気機器に使用される「コード」、VVFケーブルの「ケーブル」。これら含めてすべてが「電線」であり、多様な用途や種類ごと、各種メーカーで生産販売されています。

発電所と変電所を繋いでるものも、スマホの充電も、電線という言葉でヒト括りにされてるのです。当然、中を通る電力が大きいほど高い安全性が求められるわけで、屋内か野外かによっても耐久性が異なってきます。

防災用の設備を動作させるための電線は、火災で焼き切れないように耐火性を高めてますし、化学工場など腐食の可能性がある場所に敷設するケーブルは、腐食性ガスに耐えられる耐薬品性を高めてます。敷設場所に応じて適した電線が各種メーカーより販売されている。電線の種類と用途の組み合わせは膨大で、選定には、設計者が「使用目的に合致した性能を持つ電線」を適正に選択しなければいけません。

電気通信に使用されるのは「弱電線回路」。こちらの電線は、電気設備技術基準で「弱電流電気の伝送に使用する電気導体、絶縁物で被覆した電気導体又は絶縁物で被覆した上を保護被覆で保護した電気導体」と規定されてます。小勢力回路や出退表示灯に使用する電線もこのなかに含まれることになります。


■ 使用されてる導体の種類と特徴

電線に使用される導体(素材の金属)として代表的なものは、「銅」と「アルミニウム」。この2つがほとんどを占めてます。そのうち、屋内で使用される電線であれば、銅導体をつかうのが一般的です。

銅は導電性が非常に良く、電気を通しやすい物質です。そのため一般のケーブルは、銅を導体としまう。外側を絶縁被覆で覆った「絶縁電線」や、ビニルシースや架橋ポリエチレンシースで覆った「各種ケーブル」として生産するのが普通です。

アルミニウムを用いた電線は、一般用途の構内ケーブルではほとんど用いられません。銅よりも導電率が低いため多くの電気を送ることはできず小径ケーブルではロスも多いようです。ですが、比重が軽いため長距離を張架する事ができ利点があり、張架の送電線等では広く利用されてます。



■ リサイクル買取り時の評価

スクラップでは、その素材がリサイクルできるかどうか、メーカーがいくらで買い取ってくれるかによって常にニーズが変動してます。銅もアルミも無価値になることはないのですが、価格は常に動いてます。

銅線の場合は、線の劣化状態や被覆の有無によって買取価格が変わります。最も高額なのは、被覆を剥いて持ち込んだ場合。被覆を剥く手間が軽減されて、銅やアルミの導体がそのままで再利用できるので手間の分だけ買取が高くなるのです。

また、被覆がついたままだからといって、価値がないわけではありません。一般には、銅線が太い(銅合金)ほど高額になり、細いほど買取額は低くなります。よくあるのは、前者の場合CV線(二重被覆)、後者ではLANケーブルやPCや家電の電源コードなどです。

持ち込まれる代表格がCV線。一本のケーブル中には単芯(1本)のほか、2~4本のより芯タイプがあります。断面積も最小70.9~最大500mm~2(sqとも)。2本線だと外形が円でなく被覆が剥きにくい傾向があります。手間のわりには取得できる銅の割合が小されば、それだけ価値が低く評価され、価格が下がります。CVTに似ているケーブルに「CV-3Cケーブル」があります。細かな「より」を入れて円形をつくりだしてるCVTと異なり、CV-3Cは介在物(詰め物)をしてます。余計な介在物をゴミと判断すれば廃棄代がかかりさらに評価がさがります。、

素材的には問題がなくても、線の構成物に問題があるケースもあります。線によっては、被覆を剥いても幕ががきれいにはがれないことがあります。溶解に支障をきたすため、これも、メーカー引き取り価格が1ランク落ちます。


いずれにしても、どんなものであれ、電気線であれば、それなりの価格で買い取ってくれます。
家電の電気線などは、電化製品を買うたびに溜まっていくのではないでしょうか。ある程度、量がまとまっているるなら、そのまま捨てずに買取業者に持ち込んでみてはいかがでしょうか。

タグ:電線 買取
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ステンレス [一般的な種類と性質]

■ ステンレス

「錆びない鉄」と呼ばれるステンレス。英語ではstainless steelで、直訳はステンレス鋼。日本での正式名称がこの「ステンレス鋼」となってます。stainlessとは「さびない」と言う意味ですが、厳密には「さびにくい」という意味のほうが正しいようです。

ステンレスは合金です。
鉄(Fe)が50%以上、クロム(Cr)を10.5%以上含むことでさびにくいさを実現してます。使いやすい素材なのと製造技術・加工技術の向上によって、他の材料よりも使用量が急激に伸びる傾向がみられます。


・ステンレスの特長は?

ステンレス鋼の優れたところは耐食性ですが、それ以外にも 耐熱性・加工性・強度などの優れた特性を備えています。さらに意匠性にも優れて、メンテナンスも容易。

しかも(ここがポイント)・・・100%リサイクル可能な材料、です。


実は「ステンレス鋼」は鋼材のJIS規格(耐熱鋼規格を含む)だけでも100種類以上の鋼種があります。さらには各社が開発した独自鋼種もあります。これら数多くの種類のステンレス鋼がそれぞれ適した用途に使い分けられています。

一般の「鋼」に比べれば極めてすぐれた耐食性を有する材料。なんですが、特定の環境や、使用する条件によっては「さびる」ことがあります。

ではなぜ、さびにくいのでしょうか。

鉄にクロムを添加してるステンレスですが、クロムは酸素と結合したことで鋼の表面に薄い保護皮膜 (不動態皮膜)を生成。この不動態皮膜がさびの進行を防いでるのです。この不動態皮膜が、なかなか優れもので、100万分の3mm程度の極めて薄いものでしかないのですが、とっても強靭です。一度こわれたとしても、周囲に酸素があれば自動的に再生する機能もあります。

  鋼種   臨界工業(川崎)  都市工業(王子)  海岸(興津)
  SUS304    0.055      0.002     0.10
  SUS430    0.13       0.036     0.16
  亜鉛鉄板   88.0       52.6      39.0
  耐候性鋼板  66.0       29.3      39.0


・用途例

家庭でも職場でも、身の回りには、ステンレスが溢れてます。
それくらい多くの分野に用いられいて、食卓からはじまって、原子力や宇宙開発。用途は広範囲にわったています。目的によって必要とされる性能は多様で、耐食性、耐熱性、強度、成形性などまど、それぞれに合致したステンレスが使用されています。

ステンレスの生産量は、約50年の間に30倍以上増加してます。アルミなどほかの非鉄金属もそうですが、ステンレス無しの社会は想像できないほどです。スクラップ業者から、リサイクルされて再び別の製品に生まれ変わって循環するのです。



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